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6.09.2017

Trip to Pakistan - Gulmit, Attabad-


翌日もフンザは晴天。

ホテルの敷地内にあるサクランボを食べに 笑
フンザはさくらんぼのほかに、アンズ、リンゴ、ぶどう、マルベリー(桑の実)、
桃、アーモンド、クルミなどが取れる。
日本人が3-4月に大勢フンザを訪れるのもアンズやさくらんぼの花の開花に合わせて。
日本人って花好きねぇ~

この時期はさくらんぼしか取れないみたいで、他のは大体7-8月が採れ頃だそう。
さくらんぼもあと10日後がベストって言っていた。


アメリカンチェリーのように黒っぽくなったら食べごろ。



今日もカリマバードでゆったり。
予定通りバルティットフォートの内部を見学。
ボランティアで英語ペラペラな男の子に案内してもらう。

こんな景色が見れるなんて藩王の特権だな~。
バルティットフォートは約700年前に建てられ、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

そのあとアルティットフォートも見学しましたが、
気づいたのはどちらもチベットとかラダックにあるお寺やポタラ宮殿みたいな雰囲気だなと思っていたら、
そのはず元々はチベットの人(仏教徒)の人達が建てたものだそう。
イスラム教がこの地域に入ってきたのは15世紀になってかららしい。


アルティットフォート手前のため池。子供が泳いでました。
このあたりはJAICAが廃水や下水、電気の配線などを整備したらしく、
えらく有り難がられました 笑 私は何もしてないです・・・笑


カリマバードに戻って長谷川スクールへ。
この日は金曜だったため午前授業で終わりでもう生徒はいませんでした。


ウルタルIIの山を登山中に雪崩に遭い亡くなった長谷川恒夫さんの奥さんや有志で作られた記念学校。
今はカレッジにもなっており、フンザでも有数の学校なんだとか。
ここでも門番の人に日本人だとわかったら深々とお辞儀されてしまって、戸惑ったわ 笑


そのあとはまた町をぶらぶら。
この地域はバラがたくさん咲いている。
どのおうちにも庭がついていてアンズやさくらんぼのほか、野菜、そして薔薇を育てているんだって。うらやましい。


 

夜はバルティットフォートでガイドをしていた兄ちゃんに頼んでいたフンザ・ウォーターをのみに行った。
フンザ・ウォーターとはこちらで飲めるお酒のことで、こちらでもアラック(どぶろく)と呼んでいた。
もうちょっと後なら葡萄酒が飲めるらしいが、時期的にブドウの収穫がまだなのでマルベリーのお酒を頂いた。



ゆるゆるムスリムのフンザの人たちはお酒は普段から嗜む習慣はあるものの、
公に売ったり飲んだりすることは禁止されているので、自家製で作るらしい。
作り方は簡単。少しのイースト菌と砂糖を入れて寝かせるだけ。
このマルベリー酒はアルコール度数20%以下。それでも結構ある。


ちょっと男性陣に女性一人って危ないかなと思っていたけど、何とか大丈夫でした 笑
まーよーしゃべるよ、みんな。
韓国人と日本人の観光客が多いからみんな日本人と結婚したい~でもみんなすぐ帰っちゃうから出会いがないんだと言っていました 笑
それからアジア人はみんなどうしたらそんな若く見えるのか、
どうしたら若くなれるのかなと右のタリバン面の人に質問されました 笑

そんなに強いアルコールだとは感じず、飲みまくっていたら
帰るころにはふらふら、翌日二日酔いでした 笑
飲みすぎには気を付けましょう。

グロッキーになりながらも大量に水を飲んでアルコール抜いてから
今日はアッタバード湖とグルミット村へ。

岩に刻まれた古代彫刻模様 


2015年に新しく5つのトンネルが開通され、このトンネルは中国の企業が手掛けたらしく、
壁にデカデカト中国との友好がアピールされていた。
この地域での中パ経済回廊のプロジェクト開発は目覚ましい。
一緒に乗ってた飛行機にもフンザエリアを調査しに来たらしき中国人が2人乗っていた。



二つのトンネルを抜けるといきなり現れるアッタバード湖。
実はここにはアッタバード村があったのだが2010年に起きた土砂崩れで村の一部は水の中に。
この土砂崩れによって新しい湖ができたのだが、下流に水が流れなくなったり、
カラコラムハイウェイも寸断され、トンネルを作るに至ったそうだ。




グルミット村では女性が作るカーペット工房へお邪魔しました。
早速、商売魂を前面に出してきた一人の女性が作ったカーペットをバババっと広げ始めました。
どのカーペットも小ぶりで手作り感があるのですが、なかなかこれ!っていうものはなく、
お邪魔した所、申し訳ないが手ぶらで工房を後にしました。

ローカルレストラン。掘っ立て小屋で果たしてレストランなのかも謎だったが、
さらにメニューを見てチンプンカンプン。なんの料理なのか一つもわからない!笑


とにかく子供がみんなかわいくて、美人さんが多い!将来が楽しみだ。


グルミットはこれと言って何かあるわけではないので、有名らしいレストラン、
フンザ・マルコポーロ・インでお昼を。こちらではスープとクレープみたいなものを頂きました。



そんなこんなで半日観光を終え、再びカリマバードへ。
今回は3日という短さだったので、次回はもうちょっと時間をかけて観光をしたいなー。

翌日はゆっくり9時発だったのに、いきなり7時発に変更となったため
また朝4時起きしてギルギットを目指すのでした。



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