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7.22.2013

Dream



最近、インド人特有の問題がいろいろあり、
うんざりして思わず愚痴をFBに書いたら、それをみた友達が私のお店においでよ!
というので、初めて彼女のベーカリーに出向く。

わざわざ私のために焼いてくれたパンはできたてほやほやで中はしっとり。
インドのトーストパンはみんなうっすくスライスされちゃって、一斤で売ってるところがないんだけれど、友達のところからこれからオーダーできるぞ。
これで厚切りトーストもできるな、うしし。

すでにベーカリーに自分で作ったパンや、オーダーケーキなどを卸す仕事を4年ほどやっていた彼女だけれど、
1ヶ月前に自分自身のベーカリーショップを開いたばかり。
業務用の真新しいガスオーブンに、生地をこねる機械や、大きな作業スペース、ケーキのデコレーションの数々。
表向きは普通のおうちなのだけど、外はカフェのため改装中
このために自分のお金のほぼすべてをつぎ込んだという彼女。


そんな彼女は元々は土木エンジニア出身というから驚きだ。
いやぁ、夢のために一から自分で何もかも始めるって素敵だなぁ、ホント。
もう映画に行ったり、ちょっと休む時間もないんだよ~なんてぼやいていましたが、
テキパキと作業をこなす彼女はとっても素敵でした。

海外で暮らす、特にまったく文化もしきたりも異なる国に一人というのは大変。
インドはアメリカやヨーロッパなんかと全然わけが違う、と最近思う。
インドはまだまた伝統的で保守的で差別が強い。
教育を受けた人でさえこういう考えがあるのだから、根本的にこちらが変わらないといけない。
わかってたつもりだけれど、やっぱりまだまだ慣れるのは大変だ。
そんな中でこうやって友達が気にかけてくれたりするのってすごくうれしい。
特にここでは頼る人も、日本の友達と話してもこの気持ちをわかってくれる人っていないし、
一人で悶々とするしかなかったけれど、
こうやって現地で出会えた友達といろいろ共有できることは幸せだ。
彼女が夢に向かってがんばっている姿には特に元気付けられた。
私もがんばろう。








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