Trip to Pakistan Wagah border -Lahore-

インドにいるからこそ、いつかはパキスタンに行ってみたいと思っていた。
ずっと思いつつも治安が安定しなかったりして先延ばしになっていたのだけれど、
3月に日本に帰る機会があったので思い切ってビザを取得した。

ネットなどを見ると観光ビザなら6か月有効のビザをくれるって書いてあったのだけど、
私がうっかり旅程を6月にしてしまったからなのか、ビザが3か月までしかない・・・。
しかも5月末からラマダンだ！予想外の出来事に予定が狂うも、今の会社の現地法人の社長に
アドバイスなどを頂きながらスケジュールを組み、いざラマダン前日にパキスタン入り！

チェンナイからアムリトサルまで飛行機で飛び、一泊してから翌日に国境へ。
その昔夕方のマーチングを見に国境へ行ったことはあったのだけど、思ってたより市内から遠かった。
アムリトサルでは配車アプリのオラが使えて便利！いい時代になったわ～

さて途中から撮影が禁止だったので撮れませんでしたが、
セキュリティとイミグレを済ますと、下のバスに乗り換え実質的なボーダー付近へ向かいます。

基本荷物の詰め込みは自分たちで。

しつこいポーターに頼むのも手です。（自分は頼みませんでしたが）

バスは必ずアーミーの人が同乗します。

ボーダー前で停車し、そこから徒歩でボーダーまで歩きます。

インド側はただいま観客席の改修工事中のよう。

ここは夕方になるとここには国旗降納儀式にたくさんの観光客がやってくる。

ほとんどはインド側だけど。

私が来たのは午前中でめっちゃ暑いときだったので観光客は皆無。

一組の越境親子と私くらいしかいませんでした。

ボーダーには両国のゲートとアーミーが立っていて簡素。

あっさりと越境成功。

パキスタン側の観客席は結構古い感じだったな。

そこからしばらく歩いてパキスタン側のイミグレへ。

インドと比べるとセキュリティチェックさえもなくてかなり適当な感じ　笑

オフィサーのひともフレンドリーで、日本から来たと言ったら嬉しそうでした　笑

イミグレオフィスからバスが出ているのかわかりませんでしたが、

ゴルフカートが連なったような乗り物があり、駐車場まで連れてってくれます。

私はそこで現地法人の人が迎えに来てくれていたのですが、

普通の人ならそこからバスが出ているはず（ガラガラでくる気配なかったけど・・・笑）

 車で一時間もすれば市内へ。

国境側の町は埃っぽくて私のイメージするパキスタンとピッタリだったのだけど、

市内はすごくきれい！道路も広くてすっきりとしてる。

たまたまラマダン前で交通が少ないこともあるのかもしれないけれど。

パキスタン当日は夜においしい料理を食べ、

翌日から観光開始。ラホールはそれなりに観光地があり、一番の有名所はモスクとフォート。

ラホール・フォート

11世紀ごろには既に基礎があったらしいけど、16世紀ごろにムガル帝国のアクバルによって再建されたとのこと。

世界遺産だというのに残念ながら落書きが多くて、手入れ不足。

デリーのジャマ・マスジットにそっくりのバドシャヒー・モスク。

モスク自体の大きさはほぼ同じだと思うけど、広場がかなりでかい。

炎天下で地面が鉄板のように熱いのに靴を脱がないとならない、ある意味罰ゲーム。

（実際は順路にマットが敷かれ水がまかれていてマシでした）

ラマダン中で店も開いておらず、とにかくクソがつくほど暑いので

午前中汗だくになりながら観光したあとは、夕刻までしばし休憩。

7時頃を過ぎるとお店が開きだし、アフタリという断食後のスナックがホテルなどで提供される。

下は典型的なアフタリ。

（フルーツ、パコーラ、サモサ、ダヒプリっぽいヨーグルトとチャナのおかずに、

流行りのチア・シード入りRooh Afzaというインドでも売ってる赤いドリンク）

アフタリタイムが終わると今度はメインの夕食へ！

こちらはサッジとよばれるバローチスタン名物のマトンの太もも部分のバーベキュー。

カッワーリーも演奏。ダルガーで演奏してないので雰囲気ゼロだけれど、

歌声は結構迫力ありました。アッラフーも聴けた！

翌日は現地法人のオフィスに行ったあと、

ラホールミュージアムへ。

ここには断食時の仏像や、モヘンジョ・ダロの発掘物、ヒンズー教の像など色々なコレクションがある

ゆっくりと鑑賞したあと、昼間は暑いのでまたしばし宿で休憩へ。

夜は現地法人社長のお宅にお呼ばれしました。

今日のメインディッシュはビリヤーニにビーフ・コフタ（ミートボール）とマトンカラヒ。

パキスタンはやはり肉料理がうまい！！！レストランの料理もおいしかったし、

家の料理ももちろんおいしかった。