週末にドイツ人とイギリス人の夫婦が泊まりに来た。
バイザックはインド人の間でも知らない人がいるくらいマイナーな都市なので、
わざわざそこを目指してやってくる外国人旅行者はかなりハードコアな人達ばかり。
もう普通の観光地に行くのじゃ満足できない人達ばかりだ(笑)
もちろんお勧めの観光場所なんて聞いてこないし、
自分たちで適当にぶらぶらしてくるーって言う人が多いので、
もてなす側も場所を提供するだけで、あとはいってらっしゃーいってのがほとんどで楽。
この夫婦ももちろんコアなトラベラーで、インドでは主にロンプラに載っていないところをあえて旅するか、Sleepy townと書かれているところ、
または1ページくらいしか町について載っていないところに行くのが信条らしい(笑)
ドイツ人の旦那さんはボンベイで生まれて12歳までインドで育ったためか、
インドにかなり耐性があるみたいで、すごく毅然としていた。
奥さんも話すと物腰はすごくやわらかい、いかにもな英国婦人って感じなのに
見ての通りかなりファンキーなルックス。
とうに50才は超えていると思うけれど、重い荷物を運び、2日かけてあのインドの電車に乗ったりして旅をしている。
若造の私でも大分参ってしまうのに。
写真家としてフリーランスで働いているから、住まいのドイツではお酒(ビールおいしいのに!)やタバコもやらず、
田舎の小さなアパートで慎ましく生活をして、そのかわり貯めたお金でこうやって数ヶ月一緒に旅をするらしい。
まさに私の理想の生活をしている人達だった。
勤め人の身からしたらとてもうらやましい生活スタイルだけど、
フリーランスなんてほんとに大変だということもよくわかる。
私もこうやって将来の伴侶と一緒に体力がある限りいろんなところへ出かけて生きたいなーと思った。
独英日によるコラボレーションランチ。
朝の魚市で買ってきた立派な海老(たぶん車えびよりも2まわりくらい大きい)、
をガーリック、バター、レモンジュースでシンプルにソテーしたものと、
私はパプリカ、トマト、ズッキーニのラタトゥイユ風と玄米ご飯。
たまにはインド人以外の仲間でインドやインド飯について愚痴りながら、
マサラフリーのランチを頂くのもこれまた旅の醍醐味とでもいえましょう。
海老がぷりぷりして最高においしかった。バイザックにまた誇れるものが増えたかな。
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