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1.07.2014

インドの恋愛事情その3

インド人とお付き合いしている人が多いのか、
インド人と恋愛に関して書いたリンクのアクセスが多い。

時代はインターナショナルですなぁ。

以前書いたことに加えて、外国人がインド人と真剣にお付き合いするのなら、
まず絶対にチェックしなくてはいけないのは家族。
お付き合いする本人はもちろんですが、それ以上に家族の存在はとーーーっても重要です。
家族が厳しい家なのか、それともオープンなのかそれによって今後のお付き合いは大きく左右されます。
インド人は家族・親戚の結びつきをとにかく大事にするため親の言うことは絶対。
逆らえば勘当なんてこともあり、超密着体質のインド人が勘当されて家族・親戚から孤立するなんてことは多分不可能なんじゃないかと思います。なんで基本親には逆らえない。
でも見合いで気に入らなかった人をお断りは自分の意思で普通にできるようです。
特にインドではダウリー(持参金)の問題がまだまだ根強く残っていて、結婚が一種のビジネスみたいになってることがあるので、ダウリーの概念がない外人と結婚すると、後々の他の兄弟のダウリー話に影響する可能性が高いため、外人を警戒する家族もいます。


そして次にチェックするのは宗教です。これは家族をみるのと同じくらい大事。
インド人はほぼ何かしらの宗教を信仰しているので、無宗教の人に出くわすことはかなり厳しいかと思います。でもその中で比較的柔軟な考えができる、一応宗教を信仰しているけどそこまでシリアスじゃない、自分の宗教を無理やり押し付けない、他の宗教もリスペクトできるくらいの余裕のある人がいいと思います。そしてこれは家族とリンクしますが、ヒンズー教でも位の高い人(特にブラミン)の人だとハードルは高いです。付き合いはできても結婚できる可能性は低いです。イスラム教も結婚するならムスリムにならないとだめという条件をつけているおうちも結構あるので改宗する勇気がない限りは厳しいです。

次は出身地。
南インドは北インドよりも識字率など教養は高いのですが、なにせ保守的です。
ベジタリアンが多いのもそのせいなんじゃないかと最近思う。
タミルナドゥ、アンドラなんかは特にその典型で、ほとんど見合い結婚です。
それに比べれば北はまだ恋愛結婚なんかも多いそうです。(ただしハルヤナ・パンジャブは抜かす)私の友達もブラミンのマニプリ人(東北のほう)がいますが、カーストは関係ない恋愛が主流だといっていました。


次は家柄
お金持ちなのか、普通のお宅なのかそれも多少ながら関係します。
差別するつもりはないのですが、バラナシなんかの安宿やレストランで働いている男の子たちは大学まで出てない人も多く、比較的貧しい家の子が多いのだけれど、観光客のおかげで英語、日本語は堪能。そこでできた外国人の彼女と結婚した人を結構見ました。かたやミドルクラス以上になるとある程度教育にお金をかけてきた人が多いため、同じ経済力くらいの人やステータスを求める家族が多い気がします。



といってもすべて個人的感想、インド人からのアドバイスで例外もたくさんあります。
お互い好きになって、そのまま付き合って結婚となればいいのですが
インドはそう一筋縄じゃいきません。結局は本人同士じゃどうにもできない事が多く
家族の判断が一番。ということで家族については付き合う上で一番最初にチェックする点になるでしょう。

もうインド人って本当にめんどくさいなぁ~。
インド人と結婚してる日本人はたくさんいるけど、私にはその縁はなさそうです(笑)







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