







年末、日本は師走で忙しいというのに、
こちらはばっちり31日まで仕事、年始も2日から仕事と特に正月らしいことは何もしない。
30日は、一台車を貸し切って、バイザックから2、3時間いったところにある、以前コーヒー農園もあるというアラク・バレーへピクニックへ行ってきた。
このピクニックは1月に辞めてしまう子とその子の同居人の同僚が企画したもの。
どんな関係でもそうだけど、出会いがあるものには必ず別れがあって、それはいつも一緒にくっついてくるものだとは分かっているんだけれど。楽しいことにもいつか終わりがくるもの。
今まで一緒に働いてきたこのメンバーは、まだ一緒になって1年ほどだけれど、なんだかすごく特別で、今まで働いていた職場の同僚にはなかった結びつきを感じていました。このメンバーから誰かひとりでも抜けてしまうと、すべてがアンバランスになってしまって、どこか物足りなさを感じて・・・。
今回のピクニックで、もうこのメンバーでこういったことをすることもないし、いつかはみんな今務めている会社を辞めて、別々の道を歩んでいくのか思うと、みんなで一緒にいるどの瞬間もとても愛おしくて、同時にやっぱりすごくさびしいなぁと思ってしまい、車の中もずっと感慨深くなってしまいました。
いつだかコルカタのボスが読んでいた本について「現世で出会った人たちというのは、前世や来世の人生でもつながりがある人達なんだって」ということを言っていたのが妙に頭に響いています。私はあまりスピリチュアルなほうではないんだけれど、こうやって知り合った人達って、全世界の人口60億人の中から本当に偶然に出会ったものなんだろうか?とよく考えることがある。もちろんその中で嫌な人もいるけれど、絶対意味があって、出会うべきして出会った人達なんだと考えると、とても不思議だ。同僚だって12億人いるインド人の中から出会った人達である。それってどういう意味なんだろうか?
どの出会いも特別でかけがえのないものなんだと最近インドに来てからよく思っていて、どのご縁も大切にしていたいなあと改めて、ようやくこの歳にして再認識した。
今回辞める子は学業に復帰するようなので、もちろんあたたかく送り出してあげないといけないし、これが最後ではないって。インドにいればきっとまたすぐ会えるさ!
"How lucky I am to have known someone who was so hard to say goodbye to"
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